内覧で注意したいポイント

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賃貸物件選びの流れ

賃貸物件選びの基本的な流れは次の通りです。
賃貸物件の契約までの流れ
気になる物件を見つけた後には、近くの不動産会社やインターネットサイトから問い合わせをし、とにかく実物を見ましょう。この時、最寄りの駅から歩いてみることをオススメします。周辺の環境や、買物施設がどこにあるか、坂があるのか、道路の混み具合などもチェックしてみましょう。物件については、写真や間取り図だけでは情報が不足しがちなことから、自分の目で部屋の広さや雰囲気を確かめましょう。この時、いくつか注目してほしいポイントをご紹介します。

チェックポイント

物件の共用部分である出入り口や廊下、エレベーター、階段、ゴミ捨場などの掃除が行き届いているかチェックしましょう。また、近所にマナーの悪い住人がいないかも重要です。
実際の部屋に入ったら、天井を見上げることを忘れずに。天井というのはついつい見逃しがちです。意外と雨漏りのシミがあったりします。マンションの最上階なら特に気をつけましょう。

次に、電気の容量の確認もしてほしいところです。現代社会に生きる私たちにとって電気は命の次くらいに大切なものです。物件によっては15Aや20A程度の出力しかなく、電気を多めに使う方だと簡単にブレーカーが落ちます。電化製品の使用状況にもよりますが、最低でも20A、出来ればもう少し高い容量が良いでしょう。

また、日当たりも大切な要素のひとつです。窓の向きや周りの建物事情によっては日光がほとんど当たらないことも考えられます。内覧の際は周辺の建物事情を確認。同時に部屋の向きも確認しておくといいでしょう。

他にも確認したいポイントは下記のようなことです。
・タバコの臭いはついていないか
・スマホの電波状況は悪くないか
・ドアや窓の立て付けは悪くないか
・壁紙や天井、床に汚れはないか
・お子さんがいる場合は、ベランダは安全か
・壁に隣の生活音を遮断する程度の厚さがあるか

などなど。

また内覧のとき、役立つアプリもあります。
100cm定規
手持ちの家具が入るかどうかなど知りたいときに便利。

なんつぼ:numTsubo
「坪」「㎡」「畳」の換算ができるアプリです。

内覧の際にはチェックポイントを書いた紙を持っていくとよいでしょう。また、チェックしたことを忘れないよう、メモ帳や筆記用具にカメラ、そしてチェック時に必要なメジャーなどを持っていくとよいですよ。